キリムの歴史は絨毯よりも長いと言われています。約6千年前の昔から、ペルシャの遊牧民が敷物・テント・布団袋などの生活用品の内の一つとして使っていました。家畜と共に移動する生活様式の中で、素材のウールは家畜から作り、周辺にある自然の恵みから染料を作る草木染によって手織りで織り上げていきます。キリムの特徴である軽くて、携帯しやすく、絨毯に劣らない丈夫さは、遊牧民の生活にとって必需品でありました。織り方には様々な手法がありますが、大きく分けると平織り・ジャジム織り・ソマック織りの3製法に分けられます。